猫舌の原因は? 訓練すれば克服できる?

猫舌の原因は? 訓練すれば克服できる?

うひゃー、アツアツでおいしそう…とは思うけど、僕は猫舌。子どもの頃から熱い食べ物が苦手で、おじさんになった今もどうしても食べられません。

熱くてもおいしそうにハフハフ食べている人を横目で見ながら、しばらく待って冷ましてから食べるわけで。

でも、なんで熱い食べ物が平気な人と猫舌の人がいるのでしょう。

そもそも猫舌って!?

猫舌とは、(僕のように)熱いものが食べられない人。無理して食べたりすると、口の中をすぐヤケドしちゃいます。だから、熱いのは苦手。という人たちのことです。

ところで、なんで「猫」!? それはズバリ、猫が熱いものを食べられないから。たしかに、僕んちの猫は熱いものを食べません。「猫舌」というのは、こんなイージーなことから付けられたネーミングでした。

だけど、熱いものを食べられないのは猫だけじゃなく、ほとんどの動物は熱い食べ物が苦手。人間だけが調理に火を使うので、熱いものが食べられるように進化したそうです。

猫舌の原因は!?

猫舌は病気でも生まれつきでもなく、原因は舌の使い方。人間の舌は、先端のほうに神経が集中していて、舌の真ん中あたりや奥のほうにはあまり神経が多くないのね。

猫舌の人は、食べ物を熱さに敏感な舌の先端につけちゃうんだって。だから「アチチチ…」となり、うまく咀嚼したり、飲み込むことができなくなります。

一方、猫舌じゃない人は、舌の先端ではなく、鈍感な舌の真ん中や奥のほうに食べ物を運ぶことができるので、あまり熱さを感じないでスムーズに食べることができます。

要するに、猫舌の人は、舌の使い方がヘタッピということらしいです。

猫舌って遺伝!?

答えは、ノー。猫舌かどうかは舌の使い方ですので、遺伝は関係ありません。ちなみに僕の親は、熱いものでもワシャワシャ食べてました。


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ただ、親が猫舌だと子どもにも「熱いからダメよ。ちゃんとフーフーしてからね」と過保護になりがち。熱いものを食べる機会に恵まれず、舌を上手に使うトレーニングができないため猫舌になってしまうことも。遺伝ではなく、育った環境ということでしょう。

僕の親は猫舌ではなく、熱いものが大好きだったから、僕はトレーニングする機会が多かったので猫舌になりにくいハズなのに…。ま、人それぞれですね。

猫舌の克服法は!?

やっぱり、猫舌は不利だよね。熱いおいしさが味わえないから。それと、みんなでラーメン屋さんとか行ったとき、いつまでも食べられなくてみんなを待たせてしまい「早くしろよ」と言われたりします(猫舌あるある)。

猫舌を克服したいという方は、この2つの方法がオススメです。

下の前歯に舌先をつける

何事も訓練あるのみ。猫舌は舌の使い方次第なので、熱さに敏感な舌の先端に食べ物があたらないように、食べ方を工夫してみましょう。方法としては、下の前歯に舌先をつけて食べ物を口に運びます。はじめのうちは、ゆっくり意識しながらやってみてください。

食べるときに空気を入れる

食べ物を口に入れたとき「スーッ」と空気も一緒に吸い込みます。そうすると、口の中が多少冷えますので、熱さが和らぎます。たとえば、ラーメンをすするときに麺と空気も吸い込むことを意識するといいでしょう。

うまく付き合おう

 

がんばって訓練をしても、治らなかったら仕方ない。猫舌は病気ではないのだから、うまく付き合うしかないですね。僕もやってみたけど、それほど成果は上がりませんでした。いまも猫舌です。

世の中の食べ物すべてが熱いわけじゃないし、おいしいものはたくさんあります(開き直り!?)。さぁ、きょうは何を食べようかな。


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