運転免許証にある12桁の数字の意味は?
運転免許証を見ると、真ん中よりちょっと下のところに「番号」という欄があって、12桁の数字が並んでるよね。
ときどきお役所などで「番号を控えて良いですか」と聞かれたりして、ダメって言えなくて「はい」ってOKしちゃうんだけど、この数字の意味って何!?と思ったので調べてみました。
左の2桁
いちばん左の2桁で、最初に運転免許証の交付を受けた都道府県(北海道は市まで)がわかります。
各公安委員会は下の表のように番号が決められていて、上のサンプル画像の免許証は「30」なので、東京都公安委員会で交付されたということです。
この数字は引っ越して住所変更してもずっと変わりません。
左から3番目と4番目の2桁
左から3番目と4番目の2桁は、最初に運転免許証の交付を受けた西暦の下2桁です。
サンプル画像の免許証は「00」なので、西暦2000年に交付されたということがわかります。
左から5番目〜10番目の6桁
左から5番目から10番目の6桁は、公安委員会が管理するための数字。何を意味するかはわからないし、聞いても教えてもらえない。
過去の犯罪歴や免許試験の成績というウワサがあるけど、それは単なる都市伝説のようです。
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左から11番目(右から2番目)の1桁
左から11番目、つまり右から2番目の1桁は、入力ミスを確認するためのチェックデジットというらしい。左側の10桁をもとに、モジュラス11ウェイトという計算式で算出された数字で、算出された答えと11桁目が違う数字だと入力ミスになるとのこと。チェックデジット!? モジュラス11ウェイト!? なんだかよくわからないので、気にしなくて良さそうです。
左から12番目(いちばん右)の1桁
いちばん左から11番目(右から2番目)までの数字は、原則として最初に交付を受けてから変わることはありません。
だけど、左から12番目、つまりいちばん右の1桁だけは変更されることがある数字。この数字は、運転免許証を再交付した回数です。「1」なら1回、「2」は2回、サンプル画像の免許証は「0」なので、紛失したことがないということになります。これはあくまで紛失による再交付の回数で、破損による再交付はカウントされません。
まとめ
運転免許証にある12桁の数字は、最初に運転免許証の交付を受けた都道府県や交付された年、紛失の有無などがわかるということですね。むずかしそうなナゾの数字もあるけど。
ちなみに、12桁の番号の5〜8番目には赤い網があり、これは12桁を4桁・4桁・4桁に区切って、数字を読みやすくするためのものだそうです。
それと、運転免許証は法令が改正されると変わりますので、最新情報は警察署や運転免許センターなどでご確認くださいませ。
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