2021年の初詣どうする!? いつ行けば良い!?

2021年の初詣どうする!? いつ行けば良い!?

「今年一年、何事もなく無事に過ごせますように」と、年が明けて最初に神社やお寺に参拝する初詣。お正月の恒例行事の一つだけど、このコロナ禍でどうしましょ!?と悩んでいる方も多いのでは。

2021年の初詣に関する神社庁の呼びかけ

神社は日本全国に約8万社あって、そのうち7万9千社以上が加盟している神社庁(じんじゃちょう)という宗教法人があるのね。トップは神社本庁といって東京の代々木にあり、地方機関として47都道府県に1つずつ神社庁が設置されています。
ちなみに「庁」がつくけど、お役所ではなく、宗教法人法に基づく文部科学大臣所轄の包括宗教法人なのだそう。

その全国の神社庁の呼びかけが、こちら。

『2021年の初詣は「三が日」にこだわらず、時期をずらして参拝してください』。

いまだに予断を許さないコロナ禍。2021年のお正月を前に、30都府県の神社庁の代表が感染防止策のガイドラインについて説明しました。

感染防止策のガイドライン

「三が日」にこだわらず、時期をずらしてね。という呼びかけに加え、神社庁では様ざまな感染予防策のガイドラインを策定しました。

たとえば、手水舍(ちょうずや・ちょうずしゃ・てみずや)の柄杓(ひしゃく)撤去鈴の音の使用禁止をはじめ、参拝者の動線を一方通行にしたり、人と人の距離を最低1mとるなどです。

この他、それぞれの神社によって独自の感染予防策があると思いますが、お正月から新型コロナにかかりたくないし、クラスターとか起きちゃったら大変なので、みんな協力しましょうね。

初詣の雑学

2021年の初詣はコロナ禍のため、ちょっと特別なものになりそうだけど、一般的な初詣に関して調べてみました。

初詣のルーツは?

大昔から続く伝統文化かと思ってたら、実は違うらしい。


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初詣は、明治時代の中期に鉄道会社が集客のために広めたそうです。お正月は寒いし、みんな家に引きこもるでしょ。そうすると鉄道会社はお客さんが減って売り上げがダウンするので、神社やお寺とタイアップして「そうだ、初詣行こう」キャンペーンみたいのやったみたい。つまり、それほど歴史はなく、明治時代につくられた伝統だといわれています。

ま、ルーツはそうだとしても、一年のはじまりに参拝するのはいいことですよね。

いつまでに行くべき?

初詣はいつまでに行かなきゃダメという決まりはナシ。ただ一般的にいわれているのは、元日から3日までの「三が日」、または7日までの「松の内」。

松の内までに行かれなくても決まりはないわけだから、気にしなくてよさそう。とにかく、その年の最初にお参りしたのが初詣なわけです。

神社とお寺のどっちへ行けば良い?

答えは、どっちでもオッケー。

ただし、家族に不幸があって、四十九日前とかはお寺のほうがいいらしい。お寺は死んじゃったあとに極楽浄土へ連れてってくれるところだから。

まずは、地域の守り神の氏神様にお参りしてから、明治神宮や川崎大師、成田山などの有名な神社仏閣に行くのがいいそうです。

覚えておこう、基本的な参拝マナー

お参りするときには、いくつかのマナーがあります。
地域や神社によってちがうけど、基本的にはこんな感じ。参拝は神様・仏様とお会いするのだから、マナーは覚えておきましょう。

*鳥居をくぐる前には、一礼を。帽子かぶってたら取ろうね。

*参道の中央は「神様の通り道」なので、なるべく歩かない。

*手水舎で手や口を清めよう。2021年は柄杓撤去

*お賽銭は投げずに、賽銭箱に落とすように入れる。

*鈴があったら鳴らそう。2021年は使用禁止

*二拝二拍手一拝が一般的。お寺では拍手はNG。

*お守りやおみくじを買うのは参拝のあとで。

まとめ

2021年の初詣は「三が日」にこだわらず、時期をずらして参拝しましょう。

参拝者の一方通行、手水舍の柄杓撤去、鈴の音の利用禁止など、訪れる神社やお寺の感染予防策に従い、楽しい初詣を。

2021年はコロナが収束し、良い年になるといいですね。


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